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ヴィンランド・サガ と 愛
ヴィンランド・サガ
作者:幸村誠
出版社:講談社
ジャンル:マンガ
僕はマンガはとても好きだし、
アニメだっていくらでも紹介できますが、
あえてここで紹介するヴィンランド・サガはそれなりの理由があります。
これは読む機会があるのであれば、是非読んでください。
幸村誠作品で有名なのに、「プラネテス」がありますが、
彼の作品に込められたテーマは一貫していて、
ヴィンランド・サガでも、そのテーマは「人間の存在の意味、そして愛」についてです。
愛なんて言葉、正直気安く口にはできません。重い言葉です。
僕に対して「愛してる」って言ってくれる人もいますが(あくまで恋愛的な意味でなくです)
僕は正直それに対して「僕もだよ」とか言うのに躊躇します。
冗談半分くらいのノリでしか言えない、
心からの意味で口に出すことができない言葉です。
難しいことや宗教的な話は抜きにして、
幸村作品はそんな愛や、生きるという事について
真っ正面から向き合う姿勢を持っている情熱ある作品です。
ヴィンランド・サガの舞台は遥かバイキングの時代、
11世紀初頭の北ヨーロッパ。
近未来を舞台にしたプラネテスとはまったく文化の違う時代の話。
無慈悲なまでに人は死ぬし、殺される物語です。
その無慈悲なまでの死と、生のコントラストをもって、
幸村氏自身が伝えたい人間についてや愛についてが
鮮明に表現されます。
はっきりいって、描写の激しさは、
三浦建太郎のベルセルクに匹敵する程生々しいのですが、
それでもお薦めしたい。そんな一冊です。
ヴィンランド・サガ(6)
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